将棋がおもしろい!
3月からマイスタイル東に通わせて頂いているHと申します。
私は今思えばたくさん趣味があり、その中の一つで将棋があります。見るのも指すのも好きです。その中で皆様もご存知でしょうが、藤井聡太現七冠 全八冠制覇に挑むための最後の一冠である王座戦が8月31日(木曜日)にあります。
相手は永瀬拓矢王座。A級棋士で、王座のタイトル4年連続防衛中の強敵です。この王座のタイトル戦は五番勝負となります。
豊島先生と言えば数年前にコンピューターvs人間という電王戦っていうものをご存知でしょうか?第4回の電王戦に参加しコンピューターに勝利した数少ない棋士でも知られています。
その永瀬先生は基本的には飛車の位置を横に動かさない居飛車党の棋士ですが、プロになったときは飛車の位置を横に振って戦う振り飛車を指していました。実は非公式戦ですが当時藤井四段との初対戦は振り飛車を指して勝っています。
その初対戦を期に永瀬王座と藤井七冠は良き練習パートナーとなり、お互い将棋の頂点につくことになりました。
そして藤井先生も実は5月ほどに見る将棋ファンから話題になっていることがあります。藤井先生は居飛車しか指しません、そして得意戦法は角換わりという序盤に角を交換して、お互い角をいつでも打てるようにする作戦です。
しかし5月から藤井先生は後手番では角換わりを使わなくなりました。何がきっかけか真相はわかりませんが。一つその理由と思われるものが囁かれています。
それは5月にコンピューター将棋同士が戦うコンピューター将棋選手権というものがあり、そのトップレベルのコンピューター将棋ソフト「やねうら王」さんがTwitterで、「コンピューター将棋同士の対決では角換わりは先手が必勝という結論となりました。1886の局面で後手が勝てる可能性が3%くらいとなりました。」
※参考URLhttps://twitter.com/yaneuraou/status/1655418204938960897
このツイート後から実は藤井先生は後手番で角換わりを辞めています。まさかと思いますが1886局面を全部覚えたのではないのか?藤井先生はAMD(インテルのCPUのライバル会社)のCMに出演し、現在の最高スペックのPCをお持ちです。まさか解析して全部覚えたのではないのか?真相はわかりませんが、とにかく先手でしか角換わりはしません。
8月31日果たしてどのような将棋になるのか?楽しみで仕方がありません。先手後手はその日に振り駒で決まります。どちらが先手番・後手番になるかも注目です。
ちなみにプロの将棋は後手番が戦略を決めて、先手番がそれに合わせた攻めをすることが多いです。
ここからちょっと将棋用語で将棋をわからない人には伝わらないことを言いますが、個人的戦略予想は
藤井先手の場合は、後手永瀬の中飛車 先手藤井は居飛車穴熊
豊島先手の場合は、後手藤井の相掛かり・3割くらいの確率で雁木の相居飛車
アマ1級~初段(向かい飛車・角交換振り飛車・ダイレクト向かい飛車使い)をうろうろしている素人の予想なので当たる確率は低いです。
無いとは思いますが、永瀬先生が最近藤井さんを追い詰めた話題の新村田システムを使ったりしたら面白いなぁと思っています。(知らない方にはよくわからない用語ですいません)
ちなみにこの対局はネット配信サイトABEMAで無料ライブ配信が午前9時から行われます。持ち時間は各5時間 終わるのはおそらく午後9~10時くらいだと思われます。これを見てご興味があれば御覧ください!私は絶対に見ます!